
タレント山田邦子(64)が23日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時30分)に出演。演芸ホールでのエピソードを披露した。
司会黒柳徹子(91)から「演芸ホールに出演してるんですって? 反応はどうですか」と向けられた山田は「年配の方がいたりして、毎日同じようなメンバーだったりもする」と観客について話すと「こないだね」と切り出し回想。
山田が終演後に帰ろうとすると、前の方に座っていた高齢男性がポチ袋を持って「ほら」と差し出してきたという。山田は「いや~いいですよ~」と応じたが、その男性はなおも「いいから、いいから」と渡そうとしてきたため、山田は「どうもすみません」と最後は受け取った。男性には「これでさ、おなかいっぱい食べて」と声をかけられたといい、「泣かせるじゃないですか。どう見ても私の方が稼いでる感じなんですよ」と冗談交じりに振り返った。
その後、楽屋に戻った山田は「誰もいないな、いくら入ってるかなって開けたら」そこに入っていたのは「ふりかけが1個」だったと明かした。
常連の観客の方が「上手」だといい「お客さんの方が毎日見てるので、ちょっとこっち(演者)を笑わせてやろうみたいな。それでウケてやられた」と笑った。さらにこのことを「仲間の林家たい平ちゃんとか、今活躍してる(桂)宮司くんとかにこんなことがあったって話したら、みんなもらってました」と明かし「あっ! あのおじいさんでしょ。俺もやられた」という反応だったと話した。