
第64回春季全道高校野球大会の組み合わせ抽選会が21日、札幌市内で行われた。春の甲子園に出場した東海大札幌は、27日初戦で滝川西と対戦することが決まった。20日に遠藤愛義監督(40)から「いい山を引く夢を見た」と、くじ引き役に抜てきされた佐藤聡央也内野手(3年)が出席した。
センバツ帰りのチームは札幌地区予選3回戦で酪農学園大とわの森三愛に0-1で敗れた。全道はセンバツ枠での出場が決まっていたが、地区での敗戦に気を引き締める。佐藤は「春地区で負けてしまったので、ここから絶対に無敗でいくっていう風にチームで話している。どこが来ても絶対に負けないという気持ち」と話した。
26日開会式での選手宣誓は北照の屋富祖駿汰主将(3年)に決定。「夏の前の最後の公式戦。そういう場で宣誓させていただくことは光栄」。ひと仕事を終えてすぐ、開幕戦で知内との1回戦に臨む。