
<高校野球春季関東大会:健大高崎3-1習志野>◇準々決勝◇20日◇ノーブルホームスタジアム水戸
健大高崎(群馬1位)が優勝した23年以来、2年ぶりの4強入りを決めた。
1-1で迎えた4回1死一塁から、杉山翔大内野手(3年)の左越え適時二塁打で勝ち越しに成功。9回には1死一塁から石田雄星外野手(3年)の左越え適時三塁打で貴重な1点を追加した。
投げては先発の石垣聡志投手(1年)から山田遼太投手(3年)、下重賢慎投手(3年)とつなぎ、9回には最速158キロ右腕、石垣元気投手(3年)がマウンドへ。150キロ超えの真っすぐを連発。5人の打者に対し、1安打1死球、無失点で、この日の最速は155キロだった。
青柳博文監督(52)は、10安打3得点の打線に「ミスも多く展開が悪かった」と反省を口にしながらも、初先発の石垣聡に対しては「2巡目までよく投げてくれた。合格点。ポテンシャルの高い選手で、今後が楽しみ」と期待。夏に向け、新戦力も登場し、力を増している。