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京産大のプロ注目152キロ右腕、由上慶が大学初完封で飛躍のリーグ戦締める 進路「プロ1本」


京産大の由上慶投手が、関西6大学野球春季リーグで9回を3安打無失点に抑え、大学での初完封勝利を飾った。試合では、一度は1死満塁のピンチを招いたが、後続を断つことで結果を残した。由上はプロ入りを目指しており、今季から投手専業に集中している。同期の田村剛平投手の影響も受け、投手として成長を遂げていることを明かした。また、由上は今春リーグ戦の最終戦での勝利にホッとしたと述べ、彼の今後の進路は「プロ1本」と明言。由上は大阪府茨木市出身で、高校時代から注目されつつも大学での成長を続けている選手である。

京産大の由上が初完封勝利して捕手と笑顔でタッチを交わす(撮影・林亮佑)

<関西6大学野球春季リーグ:京産大5-0神院大>◇20日◇最終節2回戦◇GOSANDO南港

京産大のプロ注目の最速152キロ右腕、由上慶投手(4年=関西大倉)が大学初完封勝利で今春リーグ戦を締めた。

快投を続けた。3回の先頭に内野安打を許して、この試合初めて走者を許したが、次打者の投前へのバントを好フィールディングで併殺に仕留めた。初めて経験する7回のマウンドでは四死球から走者を出したが、併殺で脱した。9回は1死満塁のピンチを招いたが、後続を断ってガッツポーズ。9回3安打無失点で大学初の完封勝利に笑顔と安堵(あんど)が表情に入り交じった。

「良かったです。ホッとしています。チームはいい形できているので流れに乗りながら。緊張したんですけど、なんとか低めに丁寧に投げることができました」

今春を迎える時点では2年春のリーグ戦で登板したのみ。2年冬に腰の手術をしてから野手で出場していたが、昨秋リーグ戦後に投手1本に絞った。同じくプロ注目で最速151キロ右腕の田村剛平投手(4年=報徳学園)の存在が大きかった。「練習が分散して、田村を見ると投手だけの練習をやって、あいまいだった。それでは追いつけないなと感じた」と決意した。

初めて本格的に投手として挑んだ今春は2戦目の先発としてリーグ戦を完走。「田村1戦目、由上2戦目で行ける準備をしていたので、実現できて、結果も出たので良かったです」と振り返った。

目標はプロ入りで、進路は「プロ1本です」と明かした。スカウトからも注目される存在となった今春。「チームも勝たないといけないですし、僕自身の進路のこともあるので緊張したんですけど、いざ終わってみるとちょっとはいい結果が出たので良かった」。手応えをつかんだリーグ戦となった。

◆由上慶(ゆかみ・けい)2003年(平15)11月3日生まれ、大阪府茨木市出身。安威小4から山手台サニーズで野球を始めて投手。茨木市立北中学では茨木ナニワボーイズでプレー。関西大倉(大阪)では1年夏に背番号20で初めてベンチ入りし、2年秋から背番号1を背負った。京産大では2年春にリーグ戦初出場。187センチ、93キロ。右投げ左打ち。

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