
圧倒的な資金力を誇るドジャースが今季、選手のために極上の移動環境を整えていると、専門メディア「ドジャースネーション」が19日(日本時間20日)の記事で伝えた。
メジャーで初めて、遠征のチーム専用機を豪華2機体制にして移動しているという。USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者がいち早く伝えていたもので、同メディアによると1機は選手専用、もう1機は監督とコーチ、球団幹部やスタッフが乗り込む他、用具、機器などを積んでいる。飛行機2機での移動経費は年間で、少なくとも600万ドル(約8億7000万円)になるという。
MLBではどの球団も遠征にチャーター機や球団所有機を使用するのが当たり前だが、選手オンリーの専用機を常備し2機体制で移動する球団は他になく、ドジャースの飛び抜けた選手厚遇体制が明らかになった。球団は昨オフには球場の大規模改築工事を行い、選手のクラブハウスや選手用設備を最新のものにしている。