
<阪神-広島>◇18日◇甲子園
阪神が広島の“奇襲”を落ち着いて阻止した。
広島1点リードの6回2死三塁、打席には得点圏打率4割超えの広島末包。阪神の先発伊原陵人投手(24)が2球目を投じた瞬間、三塁走者の中村奨がスタート。意表を突く攻撃となったが、ボールを受けた坂本誠志郎捕手(31)が落ち着いてベースの手前でタッチ。本塁生還を阻止した。
直後の阪神の6回の攻撃で代打前川の右前打から好機をつくり、1死二塁で中野が左前打を放ち敵失がからみ同点。さらに続く森下が左前適時打で続き一気に逆転。ワンプレーで球場の雰囲気を変えた。