
<アルバカーキ11-12タコマ>◇16日(日本時間17日)◇ニューメキシコ州アルバカーキ
マリナーズとマイナー契約を結んだ元DeNAの乙坂智外野手(31)が、傘下3Aタコマのアルバカーキ戦で公式戦デビューした。
「9番右翼」でスタメン出場し4打数無安打だったが、4回先頭の第2打席で二塁手の失策で出塁し、2番ヤングの本塁打で初得点を記録した。
初打席の2回先頭は三ゴロ、5回1死一塁の第3打席は三ゴロ、7回1死走者なしの第4打席は見逃し三振で、延長10回に代打を出されて退き、4打数無安打、1得点だった。守備では、1回に見事なスライディングキャッチで実力を披露した。
今季、米独立アトランティックリーグのヨーク・レボリューションでプレーしていた乙坂は、9日にマリナーズが契約を買い取る形で移籍したと同リーグが9日に発表。13日にはマリナーズが、正式にマイナー契約したことを発表していた。その日に、今季タコマに所属している藤浪晋太郎投手(31)らチームメートと合流した。米アトランティックリーグでは今季9試合で打率4割5厘、1本塁打、8打点、4盗塁をマークしていた。
試合は乱打戦となり、12-12で延長に入った。