
<ドジャース-アスレチックス>◇15日(日本時間16日)◇ドジャースタジアム
ドジャースのダルトン・ラッシング捕手(24)が、デビュー戦でメジャー初安打を放った。
「7番捕手」で初出場初スタメン。2-3の2回無死の第1打席で四球を選ぶと、3回1死から痛烈な打球を中前に弾ませた。打球速度は110マイル(約177キロ)で、記念球はドジャースベンチに返還された。
この日のドジャースはブルペンデー。デビュー戦で多くの投手をリードする。
ラッシングは14日(同15日)にメジャー契約。チームNO・1のトッププロスペクトで、今季は傘下マイナーの3Aで打率3割8厘、5本塁打、17打点をマークし、強打の捕手として期待されている。
ラッシングの代わりに、2番手捕手として長年チームを支えたオースティン・バーンズ捕手(35)をメジャー40人枠から外し、DFAとした。バーンズは投手のリードとフレーミング(キャッチング技術)に定評があり、通算212勝のクレイトン・カーショー投手(37)の専属捕手を務めるなど、これまで守備面で常勝チームに貢献。一方で、打撃とスローイングに課題があり、今季は打率2割1分4厘、二塁までの送球タイム2・11秒はメジャー59位で最下位に沈んでいた。