
ソフトバンクは16日~18日の本拠地楽天3連戦で恒例の「ピンクフルデー」を開催する。同3連戦は乳がん検診の受診を啓発・推進する「ピンクリボン運動」の取り組みを実施し、選手がピンクリボンユニホームを着用して試合に臨む。
「ピンクリボン運動」はベテラン中村晃外野手(35)にとって思い入れの深い活動。過去に夫人を乳がんで亡くした西武鳥越ヘッドコーチの思いを受け継ぎ、中村は18年から社会貢献活動を続けている。3月にピンクリボンユニホームの発表会見に出席した際は「乳がんの早期発見や助かる人が多くなるようにという思い」と語っていた。早期発見で救える命を。女性だけではなく男性も乳がん検診への意識を高めてほしいという思いがある。それが「ピンクフルデー」だ。
昨年の同イベント初戦は中村が決勝打を放って勝利した。試合後は「発見が早ければ助かる病気なので。早く見つけて、ひとりでも多くの方が元気になれればいいかなと思います」と話していた。特別な3日間がスタートする。