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【阪神】桐敷拓馬、第2の故郷で堂々の凱旋登板「貴重で特別な時間」球場中から歓声と拍手


阪神の桐敷拓馬投手が新潟医療福祉大学時代に馴染みのあるハードオフ新潟のマウンドで、凱旋登板を果たし、地元ファンからの大きな声援を受けました。桐敷は今回のDeNA戦で8回に登板し、無失点の好投を見せました。また、この試合はかつて自身が観客として訪れた場所でのプロとしての勇姿を地元の仲間や子どもたちに届ける、特別な瞬間となりました。プロに入って4年目となる桐敷は、前シーズンで最優秀中継ぎのタイトルを獲得しており、この日も安定した投球で防御率0.64を維持しました。地元新潟での1軍戦は珍しい機会であり、そのなかでの堂々たる活躍が印象的でした。

DeNA対阪神 力投する桐敷(撮影・井上学)

<DeNA1-1阪神>◇13日◇ハードオフ新潟

第2の故郷は、阪神桐敷拓馬投手(25)を温かく迎え入れた。新潟医療福祉大時代に練習試合やリーグ戦などで、何度も立ったハードオフ新潟。名前がコールされると、球場の至るところから声援と拍手が沸き起こった。

「すごく楽しかった。良かったです。行った瞬間に多くの人が声援を送ってくれて…。うれしかったし、貴重で特別な時間でした」

1点ビハインドの8回に登板。先頭牧には強烈なライナーをはじかれたが、三塁佐藤輝の好捕に助けられた。続く度会を二ゴロ、最後は4番オースティンを148キロ直球で見逃し三振。3者凡退だ。「テルさんのおかげで。ありがたかったし、その後もしっかり抑えられてよかった」。懐かしいマウンドで9試合連続無失点。防御率0・64の安定感をここでも見せた。

大学を卒業してからプロ4年目。昨季は70試合登板、43ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルを獲得。堂々の凱旋(がいせん)登板だった。前日の段階で連絡が入り、この日は当時の友人らも来場。DeNA主催のビジターゲームながら、人一倍強い思いを持って臨んだ一戦だった。

「なかなか毎年必ずDeNAと阪神が新潟でやるわけではない。どんな場面でも、投げられる姿をみんなに見せられれば」

新潟での1軍戦は、シーズン中に何度も行われるわけではない。地元の野球少年にとっては、テレビの中の選手を間近で見られる貴重な機会となる。「自分は新潟にお世話になった。大学時代は小さい子に野球教室もやったけど『少しでも覚えてもらえるように』というのがプロに入った上で1つあったので」。

在学当時には自身も同球場でDeNA対ヤクルト戦を観戦したことがあった。見ていた立場から、見られる立場へ-。新潟の仲間や子どもたちへ、堂々たる姿を届けた。【波部俊之介】

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