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【広島】栗林良吏が前夜の悪夢振り払うリベンジ「結果で信頼勝ち取るしか」歓喜の輪の中心で安堵


広島の栗林良吏投手がDeNA戦で見事なリリーフを見せた。前夜の試合でセーブに失敗したが、今回は9回表に登板し、無失点で試合を締めくくった。栗林は先頭打者を3球で追い込み、その後の打者をも確実にアウトに取り、前日の悔しさを晴らした。彼はマウンドでカープファンの声援を受け、見事にリベンジを果たしたことを満足げに語った。彼の今回の成功には、ストライクを先行させることで優位に試合を進めたことが大きく寄与した。右肘の手術から復帰した今季は苦戦続きだったが、今回の登板をきっかけに復調の兆しが見えている。監督もこの結果に満足しており、チームは連敗を止めることに成功した。

DeNA対広島 9回裏、広島4番手で登板し力投する栗林(撮影・垰建太)

<DeNA3-5広島>◇10日◇横浜

広島栗林良吏投手(28)が、前夜の悪夢を自ら振り払った。2点リードの9回に登板。先頭山本を3球で追い込むと、5球目カットボールで右飛に打ち取った。続く京田は二ゴロ。最後は前夜、サヨナラ打の林から外角高めカットボールで空振り三振を奪った。1点リードを守れなかった前日から一夜明けた登板でリベンジを果たし、歓喜の輪の中心で安堵(あんど)の表情を見せた。

「マウンドに上がるまでにカープファンの皆さんの声援がすごく聞こえて、より一層気合も入った。すぐチャンスをもらったので何とか抑えられて良かった」

前夜は対戦した5人の打者すべてに初球ボール球から入ったが、この日はストライクを先行させた。「ボール球を振ってもらえることもプラスに捉えたい」。カウントを優位に進められたことで、誘い球も効果を発揮した。

右肘クリーニング手術明けの今季、苦しい登板が続く。失点した登板は4度を数え、防御率は5点台。4月5日DeNA戦ではイニング途中での降板をよぎなくされた。「それは今の自分の立ち位置。結果で信頼を勝ち取るしかない」。5月は6試合に登板して防御率1・50と、復調気配はある。

前日、延長10回にサヨナラ打を浴びた森浦も、8回を3者凡退に切って栗林につないだ。新井監督は「昨日の今日、すぐにやり返せたのは彼らにとっても良かったんじゃないかな」と振り返った。前日崩れた勝ちパターンで逃げ切りに成功。敵地・横浜での連敗を8で止めた。【前原淳】

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