
<ブンデスリーガ:ボーフム1-4マインツ>◇10日◇第33節◇ルーア・シュタディオン
マインツのMF佐野海舟(24)はアウェーのボーフム戦にフル出場した。試合は佐野とボランチでコンビを組むMFアミリが前半終了間際に右足で鮮やかに直接FKを決めて先制し、その後もゴールを積み重ねて4-1で快勝した。
加入1季目の佐野は今季開幕から最終節を残して全33試合に先発。第4節からは30試合連続フル出場となった。ドイツ1部リーグで日本選手が全34試合スタメンとなれば、1982-83年にブレーメンの2位躍進に貢献したDF奥寺康彦以来、42シーズンぶり2人目の快記録となる。
一方、MF三好康児(28)がベンチ外だった最下位ボーフムは最終節を残して2部降格が決定した。三好は今季開幕後の昨年8月30日に28年6月末までの4年契約でイングランド3部バーミンガムから加入。昨年11月のレーバークーゼン戦でブンデスリーガ初ゴールをマークしたが、その後はけがもあって出場機会が限られ、ここまで14試合の出場で1得点となっている。