
<ブンデスリーガ:キール1-2フライブルク>◇10日◇第33節◇ホルシュタイン・スタディオン
FW町野修斗(25)が所属する17位キールは、ホームでフライブルクに1-2で逆転負けし、来季の2部リーグ降格が決まった。
勝ち点25のままで、2部との入れ替え戦に回る16位のハイデンハイムがウニオン・ベルリンに3-0で勝って同29とし、最終節を残してその差が4に広がった。町野は1部リーグ初挑戦で11ゴールと結果を残したが、チームは1年での2部降格となった。
前節4日のアウクスブルク戦で負傷交代した町野はフル出場。けがの影響を感じさせず、前半24分に先制点をアシストした。今季3アシスト目。左サイドからドリブルで持ち上がって絶妙のタイミングでスルーパスを通し、DFローゼンブームのゴールを演出した。
同36分には相手のヘディングシュートをゴールライン上でクリア。得意のロングスローでもチャンスをつくるなど攻守に奮闘した。
だが、チームは前半終了間際に追い付かれると、後半13分に勝ち越し点を許し、MF堂安律(26)が先発出場したフライブルクに逆転負けした。4位フライブルクは勝ち点を55に伸ばし、クラブ史上初となる欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場に王手をかけた。