
巨人田中将大投手(36)が10日、川崎市・ジャイアンツ球場の室内練習場で、2軍再調整後初めてとなるシート打撃に登板した。
1軍経験も豊富な丸佳浩外野手(36)、小林誠司捕手(35)の2選手と計17打席対戦。安打性の打球を2本に抑え「ゲームまでは少し間隔が空くので、1回打者相手に投げときたかったというのはあるので。そういう内容で練習をすることができて良かった。あれだけ1軍を経験している丸だったり、(小林)誠司からどういう感じに見えるとか、打者からの感想とかも聞くことができたので。それはすごい自分にとってはプラスだった」と振り返った。
途中でインターバルを挟むなど、実戦も意識した登板だった。セットポジションから56球を投じ「いろんなことを考えて、今の自分の現状も踏まえてですね」と説明した。
田中将は、1日の広島戦(東京ドーム)で、移籍後3度目の登板に臨むも、3回8安打3失点で降板。試合後には杉内俊哉投手チーフコーチ(44)が「ちょっと(時間を)置いてみて。しっかり練習させてまた1軍のマウンドに上がれるように。こっちも2軍のコーチ陣と協力し合ってやっていこうと思ってます」と話すなど、無期限の2軍調整が決まっていた。