山本由伸「四球、死球の基本的ミスが響く」５回を今季ワーストの５失点 初の満塁被弾で３敗目

ダイヤモンドバックス対ドジャース　投球に納得がいかず天を仰ぐドジャース先発の山本（撮影・滝沢徹郎）

＜ダイヤモンドバックス5－3ドジャース＞◇8日（日本時間9日）◇チェースフィールド

ドジャース山本由伸投手（26）が、5回を投げて満塁弾を含む2発6安打、今季ワーストの5失点と踏ん張れず、3敗目（4勝）を喫した。

初回は11球で3者凡退と好スタートを切った。

2回2死から連打を許したが、後続を空振り三振に仕留めた。

3回は無死から安打を浴びたものの、上位打線を一ゴロ、二ゴロ併殺に打ち取った。

ところが4回、四球、内野安打、死球で無死満塁のピンチを招き、6番モレノに右翼へ満塁アーチを運ばれた。

5回1死からは2番マルテにソロ本塁打を浴びた。

球数は88球。

防御率は1・80。

今季初めての中5日での登板。それでも、試合後は「そこは特にまったく問題ないです」と振り返り、2本塁打以上に「四球だったり、死球だったり、そういう投球の中で基本的なミスが1発に響いてしまった」と反省の言葉を並べた。