
巨人赤星優志投手(25)が9日ヤクルト戦(神宮)に先発する。8日、川崎市・ジャイアンツ球場で、ランニングや立ち投げなどで調整。「周りのことは気にせずに、今は自分のことで精いっぱいなので、とにかく自分の結果を求めてやっていきたいなと思います」と意欲を燃やした。
今季のヤクルト戦は2戦2勝。相性のいい相手との対戦に「(今季ヤクルトに)勝ってはいるので、大胆に勝負していくところと、丁寧にいくところのメリハリをしっかりつけていきたい」と3勝目への自信をのぞかせた。
開幕から好調を維持する。今季はここまで2勝3敗ながら、防御率は2・18と好成績。前回登板の3日DeNA戦(横浜)でも今季最長の7回を投げ、5安打無失点と好投した。中5日での登板となるが「大きな変化はないので、普通に1週間調整しました」と話した。
6日の阪神戦で岡本和真内野手(28)が左肘の靱帯(じんたい)を損傷し、長期離脱となった。「打線の軸となる人の離脱なので、なんとかピッチャーで試合をつくっていけるように、今まで以上に気合を入れていきたい」と、投手陣全員で奮起することを誓った。