
楽天ドラフト1位の宗山塁内野手(22)が、未来の大記録達成を見据えた。チームメートの浅村が平成生まれ初の通算2000安打まで残り9本に迫る。「向上心というか、もっともっと野球がうまくなりたいっていう気持ちも、あのレベルの選手が持ってやっていると思うので、自分もまだまだレベルアップしていかないといけないなって、そういう姿勢を見て思わされます」と刺激を受ける。
主砲であり、鉄人でもあるのが浅村のすごさだ。西武時代の15年8月から続く連続試合出場は歴代4位の1337まで更新している。宗山は「自分のことを理解してというか、どういう調整、どういう練習がいいのかをすごい理解して、いい状態で試合に入っていく、それを続けていくことがあれだけの成績を残すことだと思いますし、けがなくずっとできるのも浅村さんのすごいところだなと思います」と力を込めた。
明大出身の宗山は東京6大学リーグで歴代7位の通算118安打を記録した。1年目ながらすでに遊撃のレギュラーに定着。ここまで30試合に出場し、リーグ5位&チームトップの32安打を放つ。超一流の証しである2000安打は当然目指すべき数字だ。「もちろん2000本は1つの目標なので、積み重ねた結果、そこにいけたらなと思います」と大志を抱いた。