
<ダイヤモンドバックス1-7メッツ>◇7日(日本時間8日)◇チェースフィールド
メッツ千賀滉大投手(32)が、6回2安打無失点5四球4奪三振と好投し、4勝目(2敗)を挙げた。
立ち上がりの初回、先頭打者を歩かせたものの、後続を抑え、無失点でスタートした。
2回1死一塁から左中間二塁打を浴びたが、メッツ守備陣の好中継プレーで生還を許さず、無失点で切り抜けた。
続く3回は無死から連続四球と、自らピンチを招いた。だが、慌てることなく、犠打失敗と二ゴロ併殺に仕留めた。
本来のリズムを取り戻した4回、5回は3者凡退。
1点を先行した直後の6回は、先頭打者に内野安打を浴びたものの、後続を仕留めた。
メッツは7回に2点を追加。千賀は3点リードした状況で、救援陣にバトンを託した。
球数は89球。
防御率1・16は、ドジャース山本由伸投手(26)の0・90に次ぐリーグ2位。
3回までに5四球と苦しんだ一方、4回以降はきっちりと修正。試合後は「自分の中でうまくいってないパターンがある。単純に試合を壊さずに終われたというところはホッとしています」と振り返った。
前回登板前に、発熱など症状で体調を崩し、体重が3キロ以上減ったものの、しっかりと6回をクリア。「スピードを出す時に力んだりとか、バランスが崩れて力が入らないような感覚がある。1回崩れてしまうとなかなかすぐには難しいんですけど、何とか春先は耐えながら、という感じです」と話した。