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【阪神】今季最短4回途中KO門別啓人に藤川監督「2ボールとか逃げていた」抹消の可能性も示唆


阪神タイガースは東京ドームでの対巨人戦で連勝が5でストップ。先発の門別啓人投手(20)は4回途中で6失点し、今季最短の降板。初回に若林に2ランホームランを打たれるなど、巨人打線に捕まった。門別は「カウント負けして自分から崩れる展開が多かった」と悔しさを語った。さらに、藤川球児監督も門別に課題があるとし、経験不足を指摘。今後の出場選手登録について考慮する可能性を示唆した。一方、阪神の工藤投手は登板以降3試合連続無失点で「流れを渡さないように」と丁寧に投げ続けた。

巨人対阪神 4回裏巨人2死一、二塁、打者キャベッジを迎えたところで降板する門別(撮影・加藤哉)

敵地の巨人戦で、虎党は今季初めて肩を落とした。開幕から続いていた東京ドームでの連勝は5でストップ。前夜まで5戦連続で2ケタ安打を放った打線はこの日も好調だったが、期待の高卒3年目左腕が巨人打線につかまった。

先発の門別啓人投手(20)が今季最短の4回途中で6安打を浴び、今季ワースト6失点。「(状態は)本当に別に悪くなかったんですけど、カウント負けして自分から崩れる展開が多かった。そこがすべてかなと思います」。4月6日にプロ初勝利を挙げた舞台で先発の役目を果たせず、悔しさがにじみ出た。

初回1死一塁で、若林にカウント2-1からのフォークを左翼席に運ばれた。味方が2点を追いつき迎えた4回。2死まで奪うも、ヘルナンデスに左前打を浴びると、フルカウントから坂本に勝ち越し適時二塁打を献上した。続く増田陸を申告敬遠で歩かせた後、投手の山崎に左前打を許し、最後は2死満塁で泉口に2点適時打を浴びた。

門別が口にした反省を、藤川球児監督(44)も同様に指摘した。「初回に本塁打を打たれて、その後2ボールとか逃げていたんで、若いなというところは感じますね。そのあたりは経験値がなかなか、というところですから。まあ課題ですよね」。一級品の直球を持つ素質を知るからこそ口惜しい。「そのあと勝負しながらというところでも、いろんな課題が。若いから見え出しているんではないですかね」と続けた。

開幕ローテ入りを果たすも、6試合を投げて1勝2敗、防御率4・73。6回を投げきれない「壁」に苦しむ。指揮官は「ゲームの中の先発として投げているところですから。状態を含めてね、また明日もありますからね。考えます」と出場選手登録を抹消する可能性も示唆した。壁を乗り越えて、先発としてチームを白星に導く姿を待つ。【磯綾乃】

阪神安藤投手チーフコーチ(先発門別について)「監督が言うように、課題が出たかなと思います」

阪神工藤(1日に再び出場選手登録されて以降、3試合連続無失点)「僅差で負けている展開だったので、とにかく流れを渡さないようにと思っていた。うまく力が抜けてコースに投げられた」

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