
<巨人4-6阪神>◇7日◇東京ドーム
阪神が今季の東京ドーム6試合目で初黒星を喫し、同一シーズンで球団初となる6戦6勝はならなかった。2カード連続の勝ち越しも、9連戦は4勝5敗の負け越し。先発の門別啓人投手(20)は先発で今季最短となる4回途中6安打6失点で降板。初回に若林に先制2ランを献上し、4回2死から4本の安打を浴びて3点を失い、2死一、二塁で降板。2番手石黒もキャベッジに適時二塁打を浴び、流れを止められなかった。藤川球児監督(44)は今季最短KOの高卒3年目左腕について、「初回に本塁打を打たれて、そのあと2ボールとか逃げていたんで、若いなというところは感じますね。そのあたりは経験値がなかなかというところですから。いろんな課題が。若いから見え出しているんではないですかね」とこの日の投球内容を分析。「状態を含めて、明日もあるから考えます」と、今季開幕ローテを担ってきた若虎の今後の去就に含みを持たせた。
阪神は巨人との同率首位をキープ。本拠地甲子園に戻り9日から中日3連戦に臨む。