
<巨人6-4阪神>◇7日◇東京ドーム
阪神が今季の東京ドーム6試合目で初黒星を喫し、同一シーズンで球団初となる6戦6勝はならなかった。2カード連続の勝ち越しも、これで9連戦は4勝5敗の負け越しとなった。
初回に2点先制を許して迎えた2回の攻撃。1死一、二塁で小幡竜平内野手(24)が、巨人山崎から放った一、二塁間のゴロを、二塁手吉川が難しい体勢から二塁送球も大きくそれて、その間に二塁走者がホームイン。山崎の開幕からの無失点イニングを36で止め、39年高橋敏(阪急)が持つ開幕から38回1/3無失点のプロ野球記録更新を阻止した。
さらに4点を追う5回1死一塁では、森下翔太内野手(24)が自己最長に並ぶ4試合連続本塁打をマーク。山崎の151キロ直球を完璧に捉え、左翼スタンドへ運ぶ6号2ランとした。
しかし、この日は投打がかみ合わず。阪神先発の門別啓人投手(20)は先発で今季最短となる4回途中6安打6失点で降板。初回に若林に先制2ランを献上し、4回2死から4本の安打を浴びて3点を失い、なおも2死一、二塁で降板。2番手石黒もキャベッジに適時二塁打を浴び、流れを止められなかった。
この日までの9連戦は4勝5敗と負け越しも、巨人と同率首位をキープ。1日はさんで本拠地甲子園に帰り、9日から中日3連戦に臨む。