
左ハムストリングの張りで15日間の負傷者リスト入りしたカブス今永昇太投手(31)が6日(日本時間7日)、ジャイアンツ戦前に地元メディアの取材に応じ、ケガの状態について「筋肉のトラブルは日に日に良くなるっていうのは分かっているので、今は2日目ですけど、2日たってすごく治ってきてると思います」と説明した。
今永は4日(同5日)のブルワーズ戦に先発したが、6回に一塁ベースカバーに入った際に負傷し降板。前日にIL入りした。「ある程度想定していましたし、肩肘のケガではなくて良かったねという風にドクターに言われたので、僕も前向きに捉えて、肩肘は幸い健康なので、これからも投げることはできるので、そこはまだ自分としては希望があるところです」と、リハビリ中もスローイングはできる見通し。復帰時期については「自分としても初めてのハムストリングの場所なので、どれくらいかかるかっていうのは自分ではちょっと想像つかない。昨日、これから見ていこうという話だったので、1日1日のリハビリを大事にして、いけると思ったタイミングで自分で伝えようと思います」とした。
昨年、同じ左ハムストリングの張りで約1カ月出遅れた先発左腕ジャスティン・スティールに助言を求めたことも明かした。「スティールには今朝連絡して、同じような箇所だったので、もし僕がリハビリにいき詰まったらアドバイスくださいっていう風に彼にはメッセージを送って。そうやって同じケガを経験した選手がいるので、僕としてはものすごくアドバイスは心強いですし、何か困ったら彼に聞けば安心だと思います」と話した。
今永はメジャー1年目の昨季、29試合で15勝3敗、防御率2・91をマークしてサイ・ヤング賞投票5位、新人王投票では4位にランクイン。オールスターにも初選出された。開幕投手を務めた今季も8試合で3勝2敗、防御率2・82と好成績を残している。