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大谷翔平「50-50」伝説の地で189・7キロ弾丸ライナー弾!今季メジャー全本塁打で最速


大谷翔平選手がローンデポパークでの試合で再び素晴らしい活躍を見せた。5回表、無死二塁の場面で2ランホームランを放ち、チームの勝利に貢献。大谷は今シーズン9号目となるこの本塁打が、驚異的な打球速度117.9マイルを記録し、歴史的なスタジアムでの優れたパフォーマンスを再現した。また、三振後に二盗を決め、マーリンズの元コーチであるマッカラー監督の前で再び躍動感を示した。この試合では、同じ事務所に所属する韓国出身の金慧成選手のメジャー初安打もあり、大谷はこれを祝福した。スタジアムでのこれまでの成功に感謝しながら、大谷は今シーズンも着実に成果を積み上げている。

マーリンズ対ドジャース 5回表ドジャース無死二塁、大谷は右中間へ2点本塁打を放つ(撮影・滝沢徹郎)

<マーリンズ4-7ドジャース>◇5日(日本時間6日)◇ローンデポパーク

【マイアミ(米フロリダ州)5日(日本時間6日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(30)が、伝説の地で弾丸ライナーの1発を放った。マーリンズ戦に「1番DH」で出場。メジャー初安打を放った金慧成(キム・ヘソン)内野手(26)に続き、5回無死一塁から右越えに9号2ランをたたき込んだ。23年3月にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝、24年9月19日に「50-50(50本塁打&50盗塁)」を達成したローンデポパークで、本塁打と5年連続2桁盗塁となる10盗塁目を決めチームの勝利に貢献した。

  ◇  ◇  ◇

神がかっていた大谷が“伝説の地”に再び舞い降りた。5回無死一塁の第3打席、4月29日に“パパ1号”を放った22年のサイ・ヤング賞右腕アルカンタラの真ん中直球を打ち砕き、すさまじい打球音が鳴り響いた。今季メジャーの全本塁打で最速の打球速度117・9マイル(約189・7キロ)。弾丸ライナーを右翼ブルペンに突き刺し「素晴らしいピッチャーから、この間の(対戦)カードもそうでしたけど、いいところで打てたのは、自信になるかなと思います」。チームも勝って、すがすがしい表情で語った。

歴史がよみがえるようだった。投打二刀流で侍ジャパンを世界一に導いたWBC決勝、キャリアハイの6打数6安打10打点と大爆発で達成した前人未到の「50-50」。いずれも、ここローンデポパークで成し遂げた。“伝説”の興奮を再現するかのように、3回無死、四球で出塁後、すぐさま二盗に成功。くしくも、50-50を達成した昨年9月19日と同じく盗塁と本塁打をマークした。「本当にいい思い出が多いかなと。去年もそうでしたし、WBCも含めて、好きな球場のひとつなので、今日もいい試合だった」。縁起のいいスタジアムで再び躍動した。

それ以上にうれしい出来事もあった。同じ代理人事務所で昨オフも自主トレをともにした韓国出身の金慧成がメジャー初安打。その直後に本塁打を放った大谷は、ベンチへ戻ると金を抱きしめ後輩の節目を目いっぱい喜んだ。「(金にとって)特別な日だと思いますし、昨日も得点にはつながらなかったですけど、本当に、走塁も含めて今日も素晴らしい活躍だった」と目を細めた。

昨年ド軍の一塁コーチで今季はマーリンズを指揮するマッカラー監督の前で、大谷は走って、打って、躍動した。走塁技術の改善に欠かせない存在だった“元参謀役”。「僕にとっては走塁の大きな前進につながる、そういう1年を去年一緒に過ごせたかなと思うので」と感謝するあたりが大谷らしい。盗塁については「シンプルに行ける時に、成功すると自分が確信を持った時にスタートを切りたい」。ここまで今季9本塁打&10盗塁。徐々に、エンジンがかかってきた。

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