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【西武】渡辺勇太朗、清川コーチ命日に「気持ち」見せた 6回山川被弾も続投、7回ピンチで連続K


西武ライオンズの渡辺勇太朗投手は、ソフトバンクホークス戦にて6回に山川への2ランを浴び、敗戦に繋がった。ただし、7回には無死一、三塁のピンチを抑えるなど粘り強さを見せた。試合後、渡辺は四球後の投球が甘かったことを反省しながらも、次回への向上を誓った。また、監督の西口文也は、90球を超えてからのパフォーマンス向上を期待して渡辺を続投させたことを明かし、彼の改善を認めた。渡辺は、故・清川栄治コーチの教えを胸に、次戦での活躍を誓った。試合結果自体は惜しくも敗戦だったが、渡辺の成長が見える試合となった。

西武対ソフトバンク 7回表ソフトバンク2死二、三塁、柳町を左飛に仕留め古賀悠(左)とタッチを交わす渡辺(撮影・宮地輝)

<ソフトバンク2-0西武>◇5日◇ベルーナドーム

西武の渡辺勇太朗投手(24)は6回、ソフトバンク山川に先制2ランを浴びた。

四球後の初球だった。カットボール。「めちゃくちゃ甘い球ではなかったんですけど、あの場面はボールで良かったので。中にちょっと入れてしまったのは」と反省が口をつく。

「四球を出した分、ほんの少しストライク取りをしたいとう感じが出ちゃったのかなと思います」とも反省した。

ただ西口文也監督(52)は7回も続投させた。「課題である、90球を超えてからという部分で、どういう投球をしてくれるかなと」。先発投手として年間を任せていく中で、6回80球を目安にはできない。

しかし7回、いきなり四球。失策でピンチも広がる。そこは指揮官も「ちょっと」と苦言を呈したが「そのあとスコアリングポジションに走者を置いてからは、本当に良かったと思う。気持ちも入って」とピンチを無失点で切り抜けた点には成長を認めた。

無死一、三塁(その後盗塁で無死二、三塁)から、一気に出力を上げた。野村、佐藤直をスプリットで連続三振。佐藤直には150キロ以上でどんどん押し込み、最後は落とした。

「(失策した)ネビンもいつもいい守備をしてくれていますし、あそこを抑えてチームを盛り上げることはできたので。踏ん張りきれて良かったです」

負けは負け。ただ、屈したままでは終わらなかった。「1の付くボールを大事に」といつも教えてくれた、この日命日だった故・清川栄治コーチに恩返しするためにも「次はいいところを見せられるように頑張りたいと思います」と誓った。【金子真仁】

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