
西武の西川愛也外野手(25)が開幕後の約1カ月を振り返った。
ここまで全25試合にスタメン出場。「これまでにない充実感がある。今までこんなに序盤で出たことがないので本当に良い経験ができている」と語った。
4月途中から1番センターでのスタメン出場が続いているが「追い込まれるまでは積極的に、甘いところが来たら行くつもりで。追い込まれたら1球でも長く後ろの打者に球を見させられるように」と先頭打者としての意識を見せた。
また、1、2番のコンビを組むことが多い長谷川信哉外野手(22)とは「初球行くから」などコミュニケーションをとっているそうで、いつでもスイングをする準備ができていることをうかがわせた。
昨季リーグ最下位と苦しんだチームは貯金1で5月に突入。西川は「5月もたくさん(本塁へ)返してもらえるように、たくさん塁に出ます!」と意気込みを語った。
4月末時点でパ・リーグ盗塁数トップ(8個)と足でも貢献するリードオフマンは、これからも走攻守でチームを先導する。【寺本吏輝】