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【C大阪】大体大卒ルーキー古山兼悟がプロ初得点となる同点弾 2点差ひっくり返す逆転勝利呼ぶ


C大阪は、J1第14節で京都に対して2点差をひっくり返し、3-2で逆転勝利を収めた。この試合のヒーローは、新人FW古山兼悟だった。彼はデビュー2戦目にしてプロ初ゴールを決めてチームを勝利へ導いた。古山は、大阪市出身で幼少期からC大阪のファンだった。チームの多くの選手が故障している中、彼に訪れたチャンスをしっかりと活かした。試合中、古山は泥臭いプレーで得点を挙げ、最終的に勝利に貢献した。C大阪はこの勝利で連敗を止め、勝ち点16で15位に浮上した。

京都対C大阪 前半、シュートを放つC大阪古山(撮影・上田博志)

<明治安田J1:京都2-3C大阪>◇第14節◇3日◇サンガS

セレッソ大阪が2点差をひっくり返し、今季初の逆転勝利を収めた。

4試合ぶりの勝利で連敗を2で止め、通算4勝4分け6敗の勝ち点16で15位に浮上した。

敵地で価値ある勝利を呼び込んだのは、新人FW古山(ふるやま)兼悟(22)だった。デビュー2戦目で待望のプロ初ゴール。前節町田戦で途中から初出場、この日が初先発だった。

0-2からMFルーカス・フェルナンデスが1点を返し、さらに前半43分、そのルーカスからのパスに、古山が相手DFを背負いながら、反転して右足を振り抜いた。両手を広げながら、胸を突き出し、喜びを表現した。

生まれはC大阪の本拠地ヨドコウがある大阪市東住吉区。幼少の頃からスタジアム(当時は長居)に通い続けるほど、熱心なサポーターだった。

忘れられない試合は、小学生時代の12年12月23日、長居での天皇杯準々決勝を生観戦。ガンバ大阪に延長戦の末、1-2で敗れた。当時のC大阪には杉本健勇、柿谷曜一朗、山口蛍、南野拓実らそうそうたるスターがいた。

「試合は普通に見に行ってました。僕の友人も昔から燃えていた。自分もこのチームに携わりたいと思っていた」

高校の名門・立正大淞南(島根・松江市)、大体大を経て今季、C大阪と晴れてプロ契約を結んだ。

ボールがない場所でも必死に動き回る。クラブのスカウト担当によると「そんなに、かっこいいプレーはできないんです」。J1歴代4位の通算157得点を重ねた「ゴン」こと、中山雅史のような泥臭いプレーが売りだ。

現在のC大阪は多くの故障者を抱え、どのポジションも手薄。大体大の4学年上の主将、MF田中駿汰も長期離脱したばかり。

巡ってきたチャンスに、センターFWとして相手につぶされても立ち上がり、得点場面が訪れた。やや当たり損ないでもゴールへと吸い込まれた。古山らしい1発だった。

後半にはFW中島元彦が勝ち越しゴール。後半途中でベンチに退いた古山は、歓喜のガッツポーズで仲間を出迎えていた。

◆古山兼悟(ふるやま・けんご)2002年(平14)7月11日、大阪市生まれ。IRIS生野SS、立正大淞南から大体大に進学。大学2年時の関西学生1部で12試合連続ゴールを決めるなど19得点で得点王に。大学3年だった23年に全日本大学選抜入りし、9月にC大阪入り内定&特別指定に。24年も特別指定されたが出場機会なし。同年12月の全日本大学選手権に初出場、1ゴールを挙げて8強進出。178センチ、70キロ。

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