
阪神が4月27日巨人戦(甲子園)から続いていた今季ワーストの連敗を4で止めた。20年ドラフト同期の投打の柱がチームを勝利に導いた。先発の村上頌樹投手(26)が、今季チーム初の完投&完封で両リーグ単独トップの5勝目。打線は6回、先頭近本が右前打で出塁すると、中野の犠打のあと森下が四球でつないでチャンス拡大。1死一、二塁から佐藤輝明内野手(26)が中前に抜ける適時打で先制の1点をつかみ取った。20年ドラフト5位の村上を、同1位の佐藤輝が援護した。
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▼阪神佐藤輝が先制打を放ち、大山、森下のドラフト1位トリオがそろって打点を挙げた。3人が打点そろい踏みの試合は、23年9月8日の広島戦から引き分けをはさみ2年越しの17連勝となった。
▼佐藤輝は今季3度目のV打。阪神のV打はリーグトップの大山が5で佐藤輝と森下が3、近本と前川が2と5人に集中。クリーンアップを組むドラフト1位トリオで今季の15勝中、11度、近本を加えると13度のV打をたたき出している。