<エンゼルス-タイガース>◇1日(日本時間2日)◇エンゼルスタジアム
エンゼルスは先発の菊池雄星投手(33)が5回2失点でゲームをつくったが、中継ぎ陣が打ち込まれ、泥沼の6連敗を喫した。
先発の菊池は最速96・5マイル(約155キロ)の速球、スライダーを軸に要所を締める投球でゲームメーク。5回5安打2失点で降板。勝利投手の権利を得て、リリーフにバトンを渡したが、8回に4番手のデトマーズがイバネスの適時打で1点差とされ、マッキンストリーの適時打で追いつかれ、ディングラーの3ランで勝ち越された。
9回にもマクダニエルズが2ランを浴びるなど、2ケタ失点を喫し、タイガースに大敗した。
エンゼルス・ワシントン監督は菊池について「彼は戦っていた。5回まで93球を費やして、何とかもがいて、苦労しながらマウンドにとどまり、試合をつくった。前回からアジャストしてスライダーを多く使い、素晴らしい速球を投げた場面もあった」と評価した。