
<中日-阪神>◇1日◇バンテリンドーム
阪神が今季ワーストの4連敗を喫し、今季初の同一カード3連敗となった。阪神のバンテリンドームでの3連戦3連敗は、22年4月12日~14日以来。今季最長6連勝のあとに、白星が遠ざかる。
4回2死一塁で坂本誠志郎捕手(31)の右翼への適時二塁打で先制するも、直後の4回裏に高橋周、細川の連続適時打で逆転を許した。
1-2の5回2死で、佐藤輝明内野手(26)が中日三浦の142キロ外角直球を力まずに流し打ち、一時同点の10号ソロ。両リーグ最速の2ケタ到達で、佐藤輝自身もプロ5年目で最速のチーム27試合目での到達となった。
しかしまたも直後の5回、2死一、三塁から先発の大竹耕太郎投手(29)が、高橋周に2球目を投げた際、一塁走者の上林がスタートを切った。坂本が二塁に送球するも、上林は途中で止まり逆走。中野が全力で走って上林をタッチアウトにしたが、その間に三塁走者の岡林が本塁に生還。際どいタイミングだったが、痛い1点となった。
今季初先発となった大竹は5回6安打3失点で悔しい初黒星。これでチームは9連戦スタートから3連敗。本拠地甲子園に戻って始まる2日からのヤクルト3連戦で、なんとか良い流れを取り戻したい。