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ドジャースの愛猫家ゴンソリン、627日ぶり復活勝利だニャー 猫の手も借りたいローテに


ロサンゼルス・ドジャースのトニー・ゴンソリン投手が、マーリンズ戦で6回6安打3失点、無四球9奪三振の投球を見せ、627日ぶりに勝利投手となりました。ゴンソリンは23年8月からのトミー・ジョン手術後、長いリハビリ期間を経ての今季初登板を果たしました。この試合では、ゴンソリンの投球時には特別に猫の鳴き声がスタジアムに流れ、彼の愛称「猫男」にちなむ演出が行われました。計9個の三振は全て変化球を決め球にしたもので、その内容に監督は「ゴンソリンは特別な頭脳を持っており、大舞台でも臆することなく、非常に自然体で投げることができる」と称賛しました。今後の活躍が期待される中で、ドジャースは主力投手を欠く状況に、ゴンソリンの復活を心強く感じています。

ドジャース対マーリンズ ドジャース先発のゴンソリン(撮影・滝沢徹郎)

<ドジャース12-7マーリンズ>◇4月30日(日本時間1日)ドジャースタジアム

猫男ゴンソリンが627日ぶりに勝った。

ドジャースのトニー・ゴンソリン投手(30)が、マーリンズ打線を6回6安打3失点に抑え、23年8月12日以来、627日ぶりに勝利投手となった。今季初登板ながら無四球で9奪三振。抜群の内容で、スネル、グラスノーといった主軸投手が離脱した穴をしっかり埋めた。

ドジャースタジアムに「ミャオ」と猫の鳴き声が9度響いた。ド軍の投手が三振を奪う度にベートーベンの「運命」が流れるのだが、愛猫家ゴンソリンの登板時は、特別に祝福する猫の鳴き声も流れる。繊細な猫をめでるように、スライダー、スプリット、カーブの変化球を丁寧にコーナーへ散らした。9三振の決め球は、すべて変化球だった。

23年に内側側副靭帯(じんたい)の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、長いリハビリ生活を経験した。MLB公式サイトに「マウンドに戻ってこられて本当に気持ちよかった。ただ自分の役目を果たして、楽しむだけ。それが今日できたと思うし、それが一番の目標だったよ」と答えた。

今季は春季キャンプに参加した。開幕から復帰の予定だったが、キャンプ中にウエートトレーニング室で背中を痛め、出遅れた。「すごく良い状態にあったんだ。でも、ああいった野球と関係ないケガをするなんて、正直すごく嫌だった」。初登板がこの日までずれ込んだが「あくまで小さな後退だと思ってるし、この時間を使って体をつくり直して、さらに良い状態に戻した」と切り替えていた。

22年には16勝(1敗)を挙げ、オールスターにも選出された実績がある。ロバーツ監督は「トニーはちょっと人と違う頭脳を持っているんだ。彼は人としても選手としても、強い自信を持っている。大きな舞台でものまれないタイプなんだよ。久々の登板だったっていう雰囲気もなくて、本当に自然体で、今日は素晴らしかったと思う」と絶賛した。ドジャースは2日からビジター10連戦の遠征に出る。主力投手を欠き、猫の手も借りたいところで、頼もしい右腕が復活した。

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