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【ソフトバンク】また主力にアクシデント…山川穂高、太もも張りで途中交代「明日以降出るため」


みずほペイペイドームで行われた対日本ハム戦で、ソフトバンクの山川穂高が左太ももの張りで途中交代。監督の小久保は5月1日以降の起用に慎重な姿勢を示しました。さらに、守備の要である今宮健太も右肘付近に死球を受けて交代するなど、チームに不運が続く。試合はソフトバンクが1-6で敗れ、今季2度目の4連敗を喫しました。ソフトバンクはこの時点で借金「6」となり、チームは巻き返しを誓います。山川は今後の試合に向けて無理せず長期離脱を避ける意向を示しましたが、緊急事態を迎えているチームの立て直しが求められています。

ソフトバンク対日本ハム 6回裏ソフトバンク2死、山川は二ゴロに終わる(撮影・梅根麻紀)

<ソフトバンク1-6日本ハム>◇30日◇みずほペイペイドーム

まさか、4番まで…。ソフトバンク山川穂高内野手(33)が日本ハム4回戦(みずほペイペイドーム)で左太もも裏の張りを訴え、途中交代した。1-3の7回の守備からベンチへ。山川本人は無事を強調し、小久保裕紀監督(53)は5月1日以降の起用に慎重な姿勢を示した。守備の要の今宮健太内野手(33)も、右ひじ付近に死球を受けて交代。今季2度目の4連敗を喫したチームに、アクシデントが襲いかかっている。

   ◇   ◇   ◇

今季2度目の4連敗。借金「6」はワースト更新。みずほペイペイドームで2勝10敗1分け。目を覆いたくなる成績に加え、またも主力にアクシデントが起きた。昨季のリーグ王者ソフトバンクの負の連鎖が止まらない。

2点を追う7回だった。「4番一塁」の山川がベンチに下がった。4回の守備中、左ハムストリングスに強めの張りを覚えたという。試合後、山川は通常通り歩いて駐車場に向かった。穏やかな表情で、状況を説明した。

「いけるとは思ったんですけど、明日以降しっかり出るために我慢しました。無理したいところですけど、どうしようって思ったんですけど、明日から出れるように」。

主砲にとっては苦渋の決断だった。シーズンは長い。目先の1打席より長期離脱を防ぐ方策を取った。「1カ月~2カ月離脱となったらダメなので」。本人は5月1日以降も「出るつもり」と意欲を示したが、小久保監督は慎重。「明日になってみないと分からない」と即答を避けた。

小久保政権の全試合で4番を務め、今季は打率2割、5本塁打、14打点。周東、柳田、近藤がいない打線で不動のポイントゲッターだ。山川まで離脱となれば、緊急事態を超える。8回には、名手・今宮が右肘付近に死球を受けて交代した。今宮は病院に行く予定はなく、軽傷の模様。ただ、ベンチは冷や汗を流し続けた。

試合は4回に1イニング2失策を記録するなど、3失点。唯一の得点も相手の適時失策だった。4月終了時点で借金「6」はダイエー時代の96年以来29年ぶり。試合後は首脳陣と選手で緊急ミーティングを開き、5月反攻に向けて切り替えを誓った。小久保監督は言う。「明日から新しい月ですから」。山川は言う。「このまま終わるつもりはもちろんない」。アクシデント多発のソフトバンク。流れよ、変われ。【只松憲】

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