
J1のFC町田ゼルビアが黒田剛監督(54)によるスタッフへのパワーハラスメント疑惑についての調査報告書をJリーグに提出していたことが30日、分かった。一部で報じられた黒田監督のパワハラ疑惑に関して、Jリーグがクラブに対して調査を要請していた。
Jリーグの広報担当者は「25日に報告書を受け取りました」と明らかにし「今後はコンプライアンスの部署が内容を見させていただいて対応します」と説明した。現時点では結果を判定していないという。
町田をめぐっては6日にニュースサイト「SmartFLASH」が、黒田監督による選手やスタッフへのパワハラ疑惑を伝えた。クラブはFLASH編集部から届いた質問状に対し「クラブとは利害関係のない特別調査委員会を設置」したことを説明。「パワハラは事実無根であることをクラブ内で第三者委員会でも確認が済んでおります」などと否定していた。
今回は、週刊誌への反論とは別にリーグから要請された報告書を提出した形となる。