
<西武-楽天>◇30日◇ベルーナドーム
4連勝後に4連敗した西武が、再びの4連勝で勢いに乗った。
貯金も1となり、楽天と代わって3位に浮上した。
この日は初回、1番西川愛也外野手(25)2番長谷川信哉外野手(22)3番渡部聖弥外野手(22)の若手外野トリオの3連打で2点を先制。主導権を握った。
先発の菅井信也投手(21)は制球に苦しみながらも、ベテラン炭谷銀仁朗捕手(37)の好リードにも引っ張られ、5回をソロ本塁打のみの1失点で切り抜けた。
西口文也監督(52)は菅井を5回で交代させ、継投へ。1点差の7回に起用したのは、かつて近江(滋賀)のエースとして甲子園をわかせた山田陽翔投手(20)。ここまで安定感を高めてきた若き右腕がついに“勝ちパターン”で起用されたが、見事に1回無失点で役目を果たした。