
<西武-楽天>◇29日◇ベルーナドーム
597日ぶりの白星を目指す西武高橋光成投手(28)が、勝利投手の権利を得て5回を投げ終えた。
初回、いきなり連続四球で始まり暗雲が漂ったものの、何とか持ち直し、相手のミスにも助けられながらスコアボードに「0」を重ねていった。
5回を投げ終えて散発3安打で無失点。球数は74球とまだ余力もありそうだ。
この日は打線も強力に援護した。初回に渡部聖弥外野手(22)が先制適時打。2回にも児玉亮涼内野手(26)が右翼へ適時二塁打を放った。
4回には2死走者なしから下位打線が連続四球を選び、西川愛也外野手(25)長谷川信哉外野手(22)がともにしぶとい当たりながら連続適時打を飛ばし、3点を追加。5回表終了で5-0とリードしている。
昨季は0勝11敗と沈んだ高橋は、最後に白星を挙げたのは23年9月10日のこと。その後20登板連続で勝利投手になれていない。