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菅野智之「同じ相手にやられないのは常に心がけて」ジャッジ三振斬りでリベンジ3勝目/一問一答


オリオールズの投手菅野智之がヤンキース戦に公式戦初先発。5回を投げ5安打無失点と抑え、試合を4-3で勝利に導く。特に注目すべきは自身メジャー最多の8奪三振を記録したこと。ヤンキースの強打者ジャッジとも対戦し、1打席目でヒットを許したものの、3打席目にはスプリットで空振り三振を奪った。菅野はスライダーの改良が功を奏したとし、それがストレートの効果的な使用につながったと自己評価する。チームが連敗している中での勝利は、精神的にも重要であったとコメントした。試合中にマウンドの調整を自ら求めた点も語られ、投球への細やかな調整を欠かさない姿勢が見えた。

オリオールズ菅野智之(左)がヤンキースのペラザから三振を奪った後、ラッチマン捕手とハイタッチ(AP)

<オリオールズ4-3ヤンキース>◇28日(日本時間29日)◇カムデンヤーズ

オリオールズ菅野智之投手(35)が、ヤンキース戦に公式戦初先発し、5回5安打無失点の好投で3勝目(1敗)を挙げた。

ジャッジを含む自身メジャー最多の8奪三振をマークし、ア・リーグ東地区首位のヤンキース打線を封じた。

3連敗中で重苦しい雰囲気が漂う中、今季2度目の中4日での登板で快投し、チームの連敗を止めた。

試合後の菅野の主な一問一答は以下の通り。

-空振りの数が増えたが、その理由は

毎登板、発見があるんですけど、1つはスイーパーが良くなってきたっていうのと真っすぐも今日は効果的に使えたと思うので、そこが一番なのかなと思います。

--5回のムリンスの好捕はどれだけ大きかったか

もう試合のスコアにそのまま影響されてると思うんで、あれが入ってたら今日の試合勝ってないと思いますし、それだけ大きなプレーだと思います。

-今日はスプリットも良かったと思いますが、自身の感触は

スプリットだけにフォーカスすると、正直、もうちょっといい日があったのかなと思いますけど、さっきも言ったように、ストレートが効果的に使えたのでああいう結果になったと思います。

-チームの状況的にも、勝ちを取れたのは大きかった

やっぱりカードの頭を取るっていうのは、すごく大事なことだと思うし、それなりの責任感はありました。

-公式戦でジャッジと初対戦したことに関しては

スプリングトレーニングの時に対戦しましたけど、フォアボールを出して、ブーイングされたんで、ブーイングされないように真っ向勝負でいった。

-ピンチの場面で気持ちの強さが見えた

いいところで三振も取れましたし、さっきも言ったように、今日は真っすぐ系のボールを効果的に伝えたっていうのが一番大きかったと思うので、そこが全てだったんじゃないかなと思います。

-チームの連敗を3で止めた

日本の時もすごく意識してましたけど、やっぱりカードの頭に勝つとだいぶチームとしても戦いやすくなると思うし、逆にカードの頭を負けてしまうと、次に投げるピッチャーは絶対に負けられないっていうふうになっちゃうと思うし、2戦目の戦い方ってすごく難しいと思うんで。それだけにやっぱりカードの頭っていうのは、僕の中で重要な試合なので。チームとしても、昨日の試合とかはちょっと良くなかったですけど、負けてはいますけど接戦だったり、接戦で勝ったりとか。前回投げたワシントンの試合(ナショナルズ戦)も競って、競って、最後追いついてって、結果的に負けてしまったんですけど、次の試合に2対1で勝って、接戦をものにでき始めてるんで、いい流れになりつつあるんじゃないかなって僕は思っています。

-4月は最後の先発になるが、ここまでの試合を振り返って

まずまずかなとは思いますけど、もっとできた部分もありますし、逆に開幕してから良くなっていった部分もやっぱりあるので。まだまだちょっと時間がかかると思いますけど、頑張っていきたいと思います。

-借金が7に増えた中での登板だったが、使命感は強く持った中での登板だったか

そんなね、大きなものではないですけど、ヤンキースは逆にダブルヘッダーを2連勝してきてたのかな。やっぱり1日に2つ勝つっていうのは、状態のいいチームじゃないと、なかなかできないことですし、何とか先制点を与えないようにとは思ってました。

-ジャッジの3打席目は、真っすぐを投げた後にスプリットで空振り三振

スライダー系のボールで攻めていって、真っすぐもしっかり。その前の打席も真っすぐを2球見せてたので、結果的にヒットになりましたけど、全体的に真っすぐが効果的に使えたと思います。

-オープン戦では打たれたヤンキースにリベンジし、今日は2打席安打を浴びたジャッジを3打席目に三振を取って、やり返した

そうですね。それはもう常に頭にありますし、同じ相手にやられないっていうのは常に心がけてやってるので。ただじゃ終わらなかったっていうのはよかったと思います。

-オープン戦でのヤンキースとの対戦で、今日生きたものは

そこだけにフォーカスすると、やっぱりオープン戦の時と今の状態はやっぱり違うので。強いてあげると、やっぱりそのスライダーが良くなってきたっていうのは。6試合ありましたけど、たぶん一番よかったと思います。そのボールがあったからこそ、逆に真っすぐも生きたのかなっていう気もしますし、もう1回ちょっと終わって、まだ映像を見返してないんで、バッターの反応だったりとか、細かく見ていかないと何とも言えないですけど、自分の投げていった体感としてはそこもあります。だから、真っすぐがよくなって、スライダーが効いたのかもしれないし、スライダーが良くて、真っすぐが効いたのかもしれないし、真っすぐが良くてスプリットが効いたのか。それはもう1回、答え合わせします。

-カーブもいいアクセントになっているように見えた

効果的に使えてると思いますし、カーブっていうボールはやっぱりちょっと使い方が難しくて、打ち気がないバッターであったりとか、速いボールを待ってるバッターに対しては、効果的なボールだと思います。ただ、使いすぎると高めに浮いたらホームランボールになってしまうので、前回のナショナルズ戦でベルにホームランを打たれたような感じになりかねないので、気は使うボールです。

-チームの中でエースのような立場に

頼ってもらえるのはうれしいことですし、それだけ責任もあるんで。毎試合、僕の中でやっぱりもう1イニングは投げないといけないと思うので、やっぱりこうやって三振が多くなってしまうとね、こういうふうになってしまうので。どっちを取るかですけど、やっぱり3回の1死一、三塁の時のように欲しい時に三振が取れるようなピッチングを目指していければいいと思うので、そこはうまくバランスを取りながらやって、できるだけ長いイニングを投げることができればもっと信頼が上がると思います。

-ジャッジへ2ボールからスプリットで空振りを取ったが、走者をためたくない場面で難しい選択ではなかったか

4点差だったんで、開き直って、あそこでフォアボールがやっぱり一番良くないと思うし、あそこでホームランをガツンって打たれて、またランナーいない状態から始められるんだったら、それの方がいいと思うし、そういう割り切りで投げてましたけど。だから、オハーンのスリーランっていうのは、それだけ勇気を与えてくれる1発だったと思います。

-スプリットの及第点が高く見える

元々僕、スプリットピッチャーじゃないですから。スライダーピッチャーですし、スプリットを評価されるのはまだちょっと違和感があります。自分の中で絶対的なボールになるまでには、もうちょっと時間が必要なのかなっていう気がします。

-マウンドを直したのは菅野からの要望か

そうです。初回も、チザムにデッドボールを与えちゃった時も、あれもちょっとぬかるんでて、水をまきすぎてるのかわかんないですけど。前回登板もそうだったんですけど、ちょっとそれが気になって。乾いた砂が水分を吸ってくれるんで、だいぶ違います。

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