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遠藤航のリバプールが5季ぶり20度目優勝 チームの各国代表主将がたたえた日本代表主将の献身


リバプールがトットナムを5-1で下し、5季ぶり通算20度目のプレミアリーグ優勝を果たしました。勝ち点を82とし、2位アーセナルとの差を15に広げた結果、マンチェスター・ユナイテッドと並ぶ最多優勝回数に達しました。この試合で日本代表の遠藤航は後半途中から出場し、守備面で貢献、ファンやチームメートから拍手喝采を受けました。遠藤は途中出場が多いものの、クローザーとしての役割を果たし、キープレーヤーとして位置づけられています。

ヘディングでクリアスルリバプール遠藤(ロイター)

<プレミアリーグ:リバプール5-1トットナム>◇27日◇第34節◇アンフィールド(リバプール)

日本代表主将のMF遠藤航(32)が所属するリバプールは、ホームでトットナムを5-1で退け、4試合を残して5季ぶり20度目の優勝を決めた。勝ち点を82に伸ばし、2位アーセナルとの差を15に広げた。国内トップリーグで通算20度の優勝はマンチェスター・ユナイテッドと並び最多となった。

奪われたら即座に奪い返す-。この日も際立った攻守の切り替えの速さ同様、一気に逆転した。前半12分にCKから先制を許したが、その4分後に同点。FWサラーのスルーパスにMFソボスライが右から抜け出し、折り返しをFWルイス・ディアスが右足で押し込んだ。

同24分にはMFフラーフェンベルフが敵陣高い位置で奪い返したボールをMFマクアリスターがペナルティーエリア外から左足でゴール右上へ豪快に突き刺した。味方のFWガクポも頭を抱えて驚くスーパーゴール。前半のうちに逆転した。

勢いは止まらず、同34分にはガクポが右CKの混戦から右足をコンパクトに振って加点。後半18分にも速攻から最後はFWサラーが得点ランキング首位を独走する今季28点目を決めて勝負を決め、同24分にもオウンゴールでリードを広げた。

遠藤は5-1の後半31分から右サイドバックの位置で途中出場し、ピッチ上で歓喜の瞬間を迎えた。日本選手では5人目のプレミアリーグ制覇。01-02年のアーセナルMF稲本潤一、12-13年のマンチェスター・ユナイテッドMF香川真司、15-16年のレスターFW岡崎慎司、19-20年のリバプールMF南野拓実に続いた。

クロップ監督が率いた昨季は29試合(先発20試合)に出場したが、オランダ人のスロット監督が就任した今季はリーグ戦で先発がなく、終盤に試合を締めるクローザーとして前節まで16試合の出場にとどまった。それでも、準備を怠ることなく、ピッチに立てば持ち味の守備力を発揮した。そうした姿勢が高く評価され、チームメートの信頼を高めた。

2-1で勝ちきった2月16日のウルバーハンプトン戦は象徴的だった。遠藤は2-1の後半26分から出場。体を張った守備でクローザーとしての役割を果たした。守勢が続いた後半追加タイム6分、遠藤は猛スピードで自陣深くまで戻ってボールを奪い取ると、相手のファウルを誘った。

その献身的なプレーに目の肥えたアンフィールのファンは拍手。MFソボスライ(ハンガリー)、DFロバートソン(スコットランド)、DFファンダイク(オランダ)と各国代表主将を務める3人が駆け寄り、ブラジル代表守護神のアリソンも日本代表の主将を拍手でたたえた。

その1週間後にも4連覇中だったマンチェスター・シティーを相手に後半29分から出場。チームは2-0で勝って独走態勢を築いた。「毎回難しさはあるが、今は(途中から試合に)しっかり入るのが仕事だと思っている」。スロット監督はメンバーを固定して戦い、遠藤はリーグ戦の先発機会がここまでなかった。もちろん、フル稼働を期待したかったが、文字通り「アンカー」としての役割をまっとう。名門クラブの最多20度目となる優勝に大きく貢献した。

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