
女性に性的暴行を加えた疑いで昨年10月に警視庁に書類送検され、先月、東京地検から東京地裁に在宅起訴されたジャングルポケットの元メンバー、斉藤慎二被告(42)が27日、群馬・高崎市で開業した「バームSAITOU」の店頭に立ち、バウムクーヘンを販売した。斉藤被告の開業をめぐって、芸人仲間の間では情報が錯綜(さくそう)していたようだ。
現在はコンビで活動しているジャングルポケットの太田博久(41)とおたけ(42)は3月8日放送のフジテレビ系「さんまのお笑い向上委員会」で、斉藤被告の新ビジネスに言及。MCの明石家さんまから「連絡取ってないのか」と聞かれた太田は「僕は取ってます」と告白。FUJIWARAの藤本敏史から「聞いたところによると、ベビーカステラ屋さんやりたいって」と言われると、太田は「僕らも真実は知らないですけど、報道で出ているような借金があるんだとしたら、お前何個売ったら返せると思ってるんだって怒られたのは聞いてます。そこまでは聞きましたけど」と打ち明けていた。
お笑いコンビ、タイムマシーン3号の関太(45)は27日放送のJFN系ラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(日曜午後8時)にマンスリーアシスタントとして生出演。斉藤被告のバウムクーヘン店について、「僕もニュースの情報だけですけど」と前置きした上で「移動式なんですかね、お店というよりは」などと語り、販売形態はキッチンカーであると説明した。
その後、MCの有吉弘行(50)から訂正が2度入った。「改めて訂正がございますけども、キッチンカーね。キッチンカーだっていう話がございましたけど、関の勘違いがありましたね」と切り出された。関は「申し訳ございません、店舗で販売という…」と再び謝罪した。
続けて有吉から「なぜキッチンカーだと思ったんでしたっけ?」と聞かれると、関は「事前にキッチンカーでベビーカステラをやるんじゃないかっていう誤情報が結構、芸人の中でありまして。それの情報もちょっと入ってしまって、間違ってしまった」と釈明していた。
斉藤被告は25日に自身のX(旧ツイッター)で開店を告知しており、午前10時の開店直後には数百人の列ができる盛況ぶりだった。完売までの約5時間、購入者1人1人との握手や写真、動画撮影に笑顔で対応。持ちネタ「ハァ~イ!」の求めにも毎回、全力で応じた。