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【DeNA】611日ぶり白星のバウアー「アイラブヨコハマ~」中4日で129球8回10K熱投


DeNA対広島 8回表DeNA2死三塁、羽月を空振り三振に仕留め雄たけびをあげるバウアー(撮影・垰建太)

<DeNA2-1広島>◇27日◇横浜

DeNAトレバー・バウアー投手(34)が611日ぶり白星に酔いしれた。中4日で広島6回戦に先発し、8回2安打1失点と好投。150キロを超える直球とナックルカーブで緩急自在に要所を締めて10三振を奪った。日本では自己最多となる129球を投げて、23年8月25日の中日戦(バンテリンドーム)以来の勝利。チームを今季初の同一カード3連勝へと導いた。

   ◇   ◇   ◇

バウアーがほえた。1点リードの8回1死三塁。広島田村をナックルカーブ3連投で空振り三振に仕留めると、続く羽月も2-2からナックルカーブで空振り三振に仕留めた。「一番のヤマ場だった。ランナーを絶対にかえしたくなかったので、それを実行できて本当にうれしい」と、最大のピンチを切り抜けた。

7回を投げ終えて113球だった。その裏の打席にバウアーが向かうと、球場からどよめきが起こった。三浦大輔監督(51)は「120~130球は行けると思っていた。打順の巡りも含めて総合的な判断です」と続投指令。その期待通り、気迫あふれる投手で8回1失点に抑え、チームを3連勝へと導いた。

7回4失点の22日阪神戦から中4日でのマウンドだった。試合前に「過去10年間、中4日で投げてきた。睡眠、栄養、リカバリーをこまめに分析している」と自信をみなぎらせていた。状態は良かった。初回こそ重盗を仕掛けられ先制点を許したが、その後は変化球のキレ、球速とも尻上がりに上がった。「ナックルカーブを信じて、腕を振って投げたら調子が上がってきた」と振り返った。

松尾とのバッテリーも功を奏した。1軍では初めてコンビを組んだが、イニング間では通訳を入れずにコミュニケーションをとった。8回のナックルカーブ連投の場面は、あうんの呼吸だったという。「首を振ることはなかった。松尾は配球、ブロッキングと全ての面で素晴らしかった」と感謝した。

今季4戦目で初勝利。お立ち台では「アイラブヨコハマ~」と勝ちどきを挙げた。先日、自身のYouTubeチャンネルの登録者が100万人を超えた。「非常に光栄ですし、自分が投稿した動画が少しでもためになればうれしい」と話した。目標のひとつだった100万人を達成し、次は優勝、そして沢村賞という大きな目標に向かってファンとともに突き進む。【鳥谷越直子】

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