
<阪神-巨人>◇27日◇甲子園
阪神先発伊原陵人投手(24)が、自己最長の6回を投げ、4安打5奪三振2四球1失点の好投を見せて降板した。2勝目の権利を得ることはできなかった。
20日広島戦(甲子園)では、プロ初先発でプロ初勝利を挙げたドラフト1位左腕。3回1死まで無失点に抑え、開幕から合計15回2/3を無失点。阪神の新人が開幕から15回以上無失点を続けたのは、64年に16回連続の古沢以来、61年ぶりとなった。
3回は先頭の相手先発堀田に中前打を浴び、1死二、三塁のピンチを招くと、吉川の二ゴロでプロ初失点し、追いつかれた。それでもその後、4、5回は走者を出しつつも無失点。6回は3者凡退に抑えた。再度、ゼロを積み重ねたが、同点のままマウンドを降りた。