
<阪神6-2巨人>◇26日◇甲子園
阪神大山悠輔内野手(30)がここぞの場面で決めた。
2-2の8回1死一、二塁。5番打者は右腕・田中瑛斗投手(25)の内角に食い込む149キロを思い切り振り抜いた。詰まらされていたが、打球は三塁線を抜けて勝ち越しの適時二塁打となった。
大山は前日25日から手にしている「トルピード(魚雷)バット」をこの日も継続使用。芯が手元寄りにあるため、本来なら詰まる内角球にも対応できるという利点があるが、まさに新バットの特長が生かされた一打となった。
直前の7回の守備では、及川雅貴投手(23)が1死満塁の大ピンチを無失点でしのいでいた。流れを逃さない大きな一撃となった。