
カブス鈴木誠也外野手(30)が25日(日本時間26日)、本拠地でのフィリーズ戦に「3番DH」で出場し、5打数2安打とマルチ安打をマークした。22日に右手首痛が再発し、1試合を欠場したが、休日を挟んで復帰。3回と6回に「甘い球が来るのを待っていた」といずれも左翼線を破る二塁打を放った。チームの快勝後は「手首、吹っ飛べって思いで打った」と、冗談交じりに振り返った。
悪天候のため2時間10分遅れで始まった試合は、カ軍が序盤から小刻みに得点を重ね、5投手の好継投でフ軍の強力打線をシャットアウト。3連勝で地区首位の座をキープした。カウンセル監督も「(鈴木)誠也の場合、バットひと振りが長打になるからね」と頼りにしていた。