
<カブス4-0フィリーズ>◇25日(日本時間26日)◇リグリーフィールド
右手首痛で23日のドジャース戦を欠場したカブス鈴木誠也外野手(30)が、フィリーズ戦で2試合ぶりにスタメン復帰。「3番DH」で出場し、5打数2安打で22日のドジャース戦に続き2試合連続のマルチ安打をマークした。今季打率2割8分3厘、6本塁打、20打点、OPS.910。
鈴木は1-0の3回先頭で先発右腕ウォーカーのスライダーを捉えて左翼線二塁打とし、6番ホーナーの適時打で生還。さらに3点リードの6回2死走者なしの第3打席では再び強い打球を左翼線にはじき返し、この日2本目の二塁打を放った。マルチ長打は2本塁打を放った2日のアスレチックス戦以来。初回は中飛、4回は三ゴロ、8回は空振り三振に倒れた。
試合は強豪フィリーズ相手に完封勝ち。元ソフトバンクの先発右腕コリン・レイが5回を3安打無失点に抑え、今季初勝利を挙げた。レイはここまで6試合で1勝0敗、防御率0・96。チームは3連勝となり、17勝10敗で地区首位をキープしている。