松井裕樹や小笠原慎之介と契約する代理人事務所が野球部門閉鎖と米記者

松井裕樹（2024年7月撮影）

パドレス松井裕樹投手（29）やナショナルズ傘下3Aロチェスターに所属する小笠原慎之介投手（27）と契約を結ぶ代理人事務所WMEスポーツが、野球部門を閉鎖することになったと、全米野球協会に所属するフランシス・ロメロ記者が24日（日本時間25日）、X（旧ツイッター）で伝えた。現在、松井や小笠原を含めたMLB選手の契約売却先を探しているという。

松井は楽天から海外FA権を行使し、23年12月にパドレスと5年総額2800万ドル（約40億6000万円）で契約。

小笠原は昨オフに中日からポスティングシステムでメジャー移籍を目指し、今年1月にナショナルズと2年総額350万ドル（約5億800万円）で契約した。WMEスポーツの代理人ブライアン・ミニティ氏はナショナルズのマイク・リゾGMの元部下だったことから、ナショナルズとの契約がまとまったと伝えられている。

WMEスポーツはスポーツ選手やタレントのマネジメントを行う大手エージェンシーで、NBAやNFL、プロテニスなどの選手を多数抱える。MLB選手ではカブスのイアン・ハップ外野手やヤンキースのアンソニー・ボルピ内野手らとも契約している。