
<ベルギーリーグ:クラブ・ブリュージュ0-1サンジロワーズ>◇24日(日本時間25日)◇プレーオフ1第5節◇ブルージュ
日本代表DF町田浩樹(27)の所属するユニオン・サンジロワーズがアウェーで強豪クラブ・ブリュージュに1-0で競り勝ち、プレーオフ(PO)1の首位に躍り出た。
町田は3バックの左でフル出場した。縦パスを入れてサイドから素早い攻撃を繰り返すクラブ・ブリュージュを相手に体を張った。
サンジロワーズは前半34分に左サイドからMFカステロモンテスがカットインし、ゴール右隅に鮮やかなシュートを決めて先制した。
後半は相手の攻勢を受ける時間が長くなったが、チーム全員が自陣に引いてことごとくブロック。アデシィショナルタイムには相手シュートがゴールバーを直撃するなどピンチの連続。町田はカットインからシュートを打たれた場面では頭でクリアした。
チーム総力のディフェンスが奏功し、1-0の逃げ切りに成功。上位6チームによるPO1に進出後は開幕から5連勝でついに首位に浮上した。
ベルギーリーグは全16チームによる2回戦総当たりのリーグ戦後、上位6チーム、中位6チーム、下位4チームの3ブロックに分かれてPOを戦う方式。リーグ戦の勝ち点を半分だけ(0・5余りは勝ち点1として加算)POに持ち込んだ上で新たに10試合を戦う。サンジロワーズはリーグ戦は勝ち点55の3位だったが、POでは5戦負けなしと大躍進している。
残り5試合となる中、上位2枠の欧州チャンピオンズリーグ(CL)進出争いは激化。1位のサンジロワーズが勝ち点43、2位クラブ・ブルージュが同42、3位ゲンクが41で続き、勝負は三つ巴となっている。