
<ブンデスリーガ:バイエルン・ミュンヘン3-0マインツ>◇26日◇第31節◇アリアンツ・アレーナ
首位バイエルン・ミュンヘンはホームでマインツに3-0で快勝して勝ち点を75とした。2位レーバークーゼンが引き分け以下なら、3試合を残して2季ぶり34度目の優勝が決まったが、そのライバルがホームでアウクスブルクに2-0で勝って同67(最大76)としたため、優勝決定は次節以降に持ち越しとなった。
Bミュンヘンは前半27分にFWサネの今季リーグ戦10点目で先制。同40分にFWオリースが個人技から左足で打ち抜いて突き放した。後半はマインツが反撃して決定機をつくるが、GKウルビヒが好セーブで防いだ。
後半38分に今季限りで退団するFWミュラーが途中出場して会場が盛り上がると、その1分後にCKからDFダイアーが頭で合わせて3点目。31歳のDFはブンデスリーガ初ゴールとなった。マインツはMF佐野海舟(24)がフル出場した。
けがで離脱しているBミュンヘンのDF伊藤洋輝(25)は加入1季目でリーグ戦6試合250分間の出場で1得点。ブンデスリーガで日本選手の所属チームが優勝となれば、77-78年のケルンDF奥寺康彦、ウォルフスブルクで08-09年に優勝したFW大久保嘉人とMF長谷部誠、10-11年からドルトムンドの2連覇に貢献したMF香川真司に次いで5人目(6度目)となる。
次節は5月3日にアウェーでライプチヒと対戦。勝てば優勝が決まるが、コンパニー監督は「ジャマル(ムシアラ)、アルフォンソ(デービス)、ダヨ・ウパメカノ、伊藤といった負傷中の選手たちも一緒に優勝を祝うべき」と語った。