
<DeNA2-3阪神>◇22日◇横浜
昨年日本一のDeNAが波に乗れない。今季4度目の延長戦の末に競り負け、今季2度目の4連敗を喫した。同点の10回1死、山崎が阪神大山に決勝ソロを被弾。借金は昨年8月17日以来の5に膨らみ、三浦監督は「もう1本というところが続いている。なかなかうまくいかないですね」と嘆いた。
主導権が握れない。先制点を取るべく、開幕から不動の1番だった梶原を8番に下げ、1番三森、2番京田と打線を大幅に組み替えた。しかし先発ジャクソンが7球で先制点を献上。4連敗中はいずれも先制を許す展開を強いられている。
抜てきした1、2番コンビはともにマルチ安打でチャンスメークするも、勝ち越し点が遠かった。盗塁死や犠打を決められないミスも響いた。指揮官は「チーム全体として受け止めないといけない。勝つしかないので、勝って変えていくしかない」と言葉を絞り出した。