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【巨人】山崎伊織28回連続無失点「甲斐さんに引っ張ってもらった」苦しんだOP戦から“開眼”


巨人の投手、山崎伊織が28イニング連続無失点の球団記録に並びました。これまで通算4試合に登板し、いずれも無失点で、自身の技術的な改善が奏功しました。特に4月15日の中日戦では、4回表二死満塁のピンチを乗り切り、大きな貢献をしました。彼は守備の要である甲斐選手にも感謝の意を示しています。開幕直前のオープン戦では苦戦しましたが、フォームの微調整により、ボールの握りや投球角度を改善し大成功を収めました。決断と実験を通じて、山崎は急速に成長しています。

巨人対中日 4回表中日2死満塁、柳を投手ゴロに仕留めてピンチを脱し、ほっとした笑顔を見せる山崎(撮影・浅見桂子)

巨人山崎伊織投手(26)が球団記録に並んだ。5回まで「0」を並べ、開幕からのオール無失点を28回に。

球団では07年高橋尚の28イニングの最長記録に到達し、「ピンチも多い中、甲斐さんに声やジェスチャーで引っ張ってもらい、何とか0点に抑えることができました」と感謝した。

今季初登板の4月2日中日戦から3戦3勝で迎えた4登板目だった。初回、2四球でランナーを背負いながら0発進すると、今季取得した、浅く落ちるフォークを軸に回を重ねた。

最大の危機は4回。1死満塁で迎えたのは木下。2球目のスクイズを読み切ってファウルにさせ、強気の内角攻めを続けると、5球目に147キロのシュートでバットをへし折った。三塁ゴロに仕留め、続く柳も投ゴロに。自ら本塁に送球して窮地を切り抜け、「イオリ! イオリ!」の大歓声の中を微笑で引き揚げた。5回も2死一、三塁で細川を右飛で28イニング目の「0」をマーク。5回裏に代打が送られ、103球でマウンドを降りた。

“開眼”は開幕直前だった。オープン戦で5試合で防御率6・48と苦しんだ原因を探り、「打ちやすいというか、ボールが見やすいとか、角度がないとかなのかな」と行き着いた。手を付けたのは「いじると良くない」と理解はしていたテイクバックだった。

「より自分に巻きついて投げるイメージ。小さく、頭がぶれずに体がしっかり回って、腕が小さい所を通ってパチンと回れば」と模索。バットとの接点を後ろに下げて差し込めると踏んだ。思い切った決断からしばらく後。「これはいいかも。(微修正が)ポンと押し上げてくれた感じがします」と手応えをつかみ、快挙につなげた。【阿部健吾】

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