
レアル・マドリードが今季終了後にブラジル代表FWビニシウス(24)の契約延長を発表する予定だと、スペインのラジオ局カデナ・セルが23日に報じた。
同メディアによると、ビニシウスはサウジアラビアから5シーズンで合計10億ユーロ(約1600億円)という巨額の給料を受け取れるオファーを受けていたが、Rマドリードに留まることを望み合意しなかった。
クラブは今後もスペインに留まりたいというビニシウスの希望を受け、27年6月30日で満了する現行の契約を2~3年延長することを、シーズン終了後に発表する予定であるという。
ビニシウスは今季、前半戦は左足大腿二頭筋のけがで欠場を余儀なくされた時期があったが、ここまで公式戦47試合に出場し、21得点9アシストを記録し、チームの攻撃面に大きく貢献している。ゴール数はエムバペに次ぐチームで2番目、アシスト数はベリンガムと並びチームトップとなっている。
(高橋智行通信員)