
<プレミアリーグ:マンチェスターC2-1アストンビラ>◇22日(日本時間23日)◇第34節◇マンチェスター
マンチェスター・シティーが後半アディショナルタイムの決勝点で強豪アストンビラを2-1と振り切り、暫定ながら3位に浮上した。
前半7分にポルトガル代表MFベルナルド・シウバのゴールで先制したが、同18分にファウルによるPKからアストンビラのイングランド代表FWラッシュフォードに同点ゴールを許した。
以降、勝ち越し点が奪えずこのまま引き分けかと思われた後半49分、途中出場のベルギー代表FWドクが左サイドから鋭いドリブルで一気にゴール近くまで持ち込み、グラウンダーのクロス。右サイドへ流れたボールをポルトガル代表MFマテウス・ヌネスが角度のない位置から右足で押し込み、土壇場で勝ち越しに成功した。
後半35分にはドイツ代表MFギュンドアンのスルーパスからエジプト代表FWマルームシュがゴールネットを揺らしたがオフサイドだっただけに、グアルディオラ監督をはじめ、ホームサポーターまで歓喜を爆発させた。
欧州チャンピオンズリーグ(CL)進出に向け、“ペップ”ことグアルディオラ監督は「クラブがチャンピオンズリーグに出場するには大きなプレッシャーとの戦いになる。残り4試合に勝つことが重要な意味を持っている」と油断はなかった。
プレミアリーグは、3位のマンチェスターC(勝ち点61)から7位のアストンビラ(同57)まで勝ち点4差という大混戦。5枠の欧州CL争いは過熱している。