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【西武】育成の仲三河優太、あと20センチでバックスクリーン弾逃す 15日には1試合3本塁打


仲三河優太選手がイースタン・リーグの西武対DeNA戦でセンターフェンス直撃の二塁打を放ちました。大阪桐蔭出身でドラフト7位入団の仲三河は、2軍での成績が不調だった時期もありますが、今季は改善されてきています。彼は直球に対するスイングに自信を持っており、バットの構えとボールへの当て方に集中することができています。しかし、1軍昇格には経験が不足していると感じており、OPSに重点を置いた成績向上を目指しています。特に長打力が求められ、西武の打力強化に大きく貢献する可能性があります。今後の課題として、実力をいかに示せるかが鍵となります。

イースタン西武-DeNA センターフェンス直撃の二塁打を放った西武仲三河(撮影・金子真仁)

<イースタン・リーグ:西武2-1DeNA>◇22日◇ベルーナドーム

西武の背番号135、仲三河優太外野手(22)は苦笑いで悔しがった。

「映像で見たら、あとこれくらいだったんです」

そう示した手の感覚は20センチほど。4回無死、DeNA庄司の外角スライダーを捉えると、大飛球がバックスクリーンへ豪快に飛んでいった…が、わずかに足りずにフェンス直撃。「入ったら気持ち良かったですね」。二塁打だった。

大阪桐蔭からドラフト7位で入団し、今季で5年目。直近2シーズンは育成契約となっている。スラッガー候補は2軍でも数字が落ちていたが、今季は4月15日のイースタン日本ハム戦(鎌ケ谷)で1試合3本塁打をマークするなど、しっかり数字が出始めた。

「直球に負けないスイングを今はできているかなと思います。シンプルに、バットの構える位置から本当にボールにぶつけるだけ。乗せるだけなので。違うことに集中力を置けるようになりました」

試合前はノックを懸命に受け、この日は内野安打ももぎ取ったが、基本的には「いかに打てるか」で評価される選手だ。1軍へ上がるためにはセデーニョ、中村剛、栗山が現実的なライバルになる。

いま、自身に足りないものは。

「経験だと思います。栗山さんを見ていても、やっぱり駆け引きで自分優位にしているのを感じます」

そこを超える魅力を示しきり、残り「4」の支配下枠を昇格期限の7月末までにつかめるか。

「まずは二塁打を目標にして。それで角度がつけばホームラン。そういう打球を。支配下に上がるには三振かホームランというよりは、OPSとかにもこだわっていきたいです」

長打率+出塁率で算出されるのがOPSだ。ここまで3軍では1・147。2軍では0・991。

打力は西武1軍の大きな課題だ。このまま2軍で圧倒し続ければ、仲三河は十分に“候補”になる。【金子真仁】

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